JR東日本は10月4日、日立製作所が「Suica」対応のマンションセキュリティシステムを開発したことを発表した。これにより「Suica」をマンションのカギとして利用することが可能になる。
同システムは、JR東日本グループのジェイアール東日本都市開発が手掛ける分譲マンション「びゅうパルク湘南本鵠沼」に日本で初めて導入され、10月下旬より第1期販売が開始された。
このシステムは日立製作所が、同社のIT マンションシステム「net@ITEM」上で「Suica」を利用できるように開発したもので、集合玄関での入館管理や宅配ロッカー荷物受け取りなど、「Suica」による個人認証を行う。そのほか携帯電話を活用した、住戸玄関扉電気錠制御、エアコン、給湯器、床暖房の電源入り切り操作、来訪者通知などのサービスが利用できる。
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