電気通信事業者協会(TCA)は2月7日、携帯電話/PHSの2006年1月の契約者数を発表した。携帯電話契約数は25万5200増えて、9043万3000となった(2月7日の記事参照)。
1月の純増シェアトップはau。ドコモは3Gのユーザー数を順調に伸ばしており、1月には100万人以上が3Gへ移行、3G化で先行していたauの3G電話数を抜いた。
また、ウィルコムの1月の純増数はグループ全体で8万200、2カ月連続で8万以上の純増となった。ドコモやauの純増数に迫る増え方となっている。
NTTドコモと日本テレビ放送網は2月9日、業務提携に合意したと発表した(2月9日の記事参照)。
携帯電話とテレビ番組を連携させた新サービスを共同で検討するほか、コンテンツの制作や投資を行う有限責任事業組合(LLP)を4月3日付けで設立する。携帯電話を視野に入れたテレビ番組などを制作するのが目的。
ドコモがテレビ局と共同で新サービスやコンテンツ開発へ乗り出すのはこれが初めてではない。2005年12月にはフジテレビに2.6%出資している(12月21日の記事参照)。
NTTドコモは2月8日、新しいアンテナ分配システムを発表した(2月8日の記事参照)。従来のものに比べ、接続できるアンテナ数が8倍以上で、ビル内や地下などのFOMAエリア化が容易になるという。ドコモでは2005年9月時点で4500だったエリアを、2006年3月までに約6000カ所に増やす予定としている。
2月7日、モバイルSuicaの会員数が2万人を突破したことが明かされた(2月10日の記事参照)。1月28日にスタートしてから、10日程度で2万人を超えたことになる。
JR東日本では会員数の詳しい内訳などは明かしていないが「モバイルSuicaのキャンペーンでVIEWカードに加入する人が増えている」(JR東日本)とコメントしている。
2月13日から16日まで、スペインのバルセロナで「3GSM World Congress 2006」が開催される。ボーダフォンとシャープが開発しているVGA液晶搭載携帯の試作機(2月10日の記事参照)が展示されるほか、ドコモがHSDPAの技術デモを行う予定だ(2月8日の記事参照)。
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