半導体メーカーのAtheros Communicationsは2月10日、同社のRadio-on-Chip for Mobile(ROCm)とQUALCOMMのMobile Station Modem(MSM)チップセットとの間で互換性を実現したと発表した。
ROCmは、CDMA2000ネットワーク用のMSM6550とWCDMAネットワーク用のMSM6280との間で互換性を備え、802.11a/gの無線LANをサポートした携帯電話の開発が可能になるとAtherosは説明。これにより、携帯電話と無線LANを組み合わせた携帯電話の需要拡大に対応する手段が広がるとしている。
Atherosはバルセロナで開催される3GSMでROCmのデモを実施し、6月から商用提供を開始する。
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