ウィルコムは5月11日、名古屋市交通局に抗議文書を手渡した問題で(5月9日の記事参照)、名古屋市交通局から回答を得たと発表した。名古屋市交通局が謝罪しているという。
抗議文書は、4月中旬に名古屋市営地下鉄の車内に掲載された広告に関するもの。ウィルコムのPHSが心臓ペースメーカーに悪影響を与えると受け取れる内容だったが、そのような危険性は低いとウィルコムが反論していた。今回、名古屋市交通局は「ウィルコムのPHSと近似した機器を用いたことに対する謝罪とともに、広告デザインを変更する旨」(同社)を伝えてきた。
ウィルコムではこれにより、抗議内容を十分理解してもらったものと判断。同時に「迅速かつ真しななご対応いただいた名古屋市交通局に感謝」するとしている。同社は併せて、ユーザーに心配をかけたことをお詫びするとコメントした。
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