FOMA 902iSシリーズの先頭を切ってシャープ製端末「SH902iS」が発売になった(5月30日の記事参照)今週、ボーダフォンが決算説明会を行った。2005年5月に上場廃止になって以来、ボーダフォンにとっては約1年ぶりの決算説明会となる。
ボーダフォンは5月30日、2006年3月期の決算説明会を開催した。売上高は1兆4676億円で前年同期比で0.2%減。経常利益は同51.5%減の744億円、当期純利益は同69.4%減の495億円となった(5月30日の記事参照)。ボーダフォンは、経常利益が半減した理由を、積極的な顧客獲得のための販売促進費用と、設備投資額がかさんだためと説明している。
4月27日付けで買収が正式に完了したあと、ボーダフォンは5月1日にソフトバンク本社のある東京の汐留ビルに移転した(4月24日の記事参照)。ネットワーク部門は3社が同じフロアに入り、迅速に組織やネットワークを融合させることで、コスト削減を見込めるという考えだ。
KDDIは5月29日、クレディセゾン、ジェーシービー、トヨタファイナンス、UFJニコスと提携し、提携クレジットカード「KDDI THE CARD」を発表した(5月29日の記事参照)。提携先によって、カードの機能が少し異なる部分がある。
KDDIはポイントプログラム「KDDIマネープログラム」を新設し、クレジットで支払った料金に応じて「KDDIマネー」を貯められる仕組みだ。
またKDDI THE CARDでは、FeliCaを利用したクレジット決済サービス「QUICPay」(2月2日の記事参照)機能が利用できる。どの提携カードでもおサイフケータイでQUICPayが利用できる(ただしUFJニコスは8月以降対応予定)。クレジットカードとの一体型はJCBが、子カードとしての提携はトヨタファイナンスとUFJニコスが発行を予定している(UFJニコスのみ7月以降対応予定)。
6月2日、米Qualcommが主催するイベント「BREW 2006 Conference」が開幕した(6月1日の記事参照)。
当初携帯アプリの実行環境として世に出たBREWは、アプリをダウンロード・実行する環境、コアアプリを含む全アプリの動作環境、携帯電話のプラットフォームと徐々に進化してきており、次世代BREWではOSとほぼ同等になるという。
BREW 2006 ConferenceではBREWだけでなく、ユーザーインタフェースのカスタマイズ技術である「uiOne」(6月1日の記事参照)や、携帯向け放送サービスの「MediaFLO」など(6月2日の記事参照)、米Qualcommの取り組む各種サービスや技術の最新情報が公開されている。
フェリカネットワークスは、おサイフケータイ向けのFeliCaチップの次期バージョンについて、ソニー、東芝、ルネサステクノロジの3社と、製造・販売ライセンス契約を締結したと発表した(5月29日の記事参照)。現バージョンのおサイフケータイ向けFeliCaチップは、ソニー1社が製造・販売しているが、新バージョンは3社が製造・販売することになる。
このチップに対応した、FeliCaサービス用の次世代サーバを、hpが発表している(6月2日の記事参照)。
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