インテル、ビットワレット、マイクロソフトの3社は6月13日、非接触IC技術「FeliCa」と電子マネー「Edy」による個人認証やEC(電子商取引)の普及を目指す共同プロジェクトを展開すると発表した。FeliCaで決済されるオンライン取引高は現在は数百億円だが、これを1年後に2倍に引き上げる。
共同プロジェクトでは(1)FeliCaリーダー・ライターのPCなどへの標準搭載や外付け機器の普及促進、(2)個人認証・決済手段として、事業者の採用やユーザーの認知を促進──を図り、対応PCの共同プロモーションや実証実験などを検討していく。
同プロジェクトにはアマゾンジャパンやソニー、ニフティ、リンクシェア・ジャパンらメーカーやサービス事業者ら35団体・事業者が賛同している。
3社は「FeliCaと電子マネーを活用すれば、個人認証やショッピングの支払いが安全かつ簡単に行えるようになる」とメリットをアピール。1年後にはFeliCa対応ネットサービスを現在の倍以上の3000サイト、対応PC・外付け機器の出荷を3倍の300万台に拡大するのが目標だ。
米Intelの投資部門Intel Capitalはビットワレットに50億円を投資している(関連記事参照)。
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