NTTドコモが、“飲んだかどうか”をFOMAのテレビ電話で確認するという用途を法人向けに提案している。タクシー会社やバス会社などに訴求したい考えだ。
ドライバーはタニタ製のアルコールチェッカー「HC-208D」をFOMAに接続し、テレビ電話経由で測定値を送信。会社側に測定値が送信され、ドライバーの様子をテレビ電話で確認しながら測定値と合わせて状態を確認できる。携帯電話を利用することで、ドライバーが遠隔地にいる場合でも状態確認が可能な点もメリットになるという。
FOMAを使ったアルコールチェックシステムの仕組み。アルコールチェッカーは、FOMAの平型イヤフォン端子に接続する
管理する会社側は、PCに専用のテレビ電話ソフトをインストールするだけで済み、大がかりなシステムを組み込むことなく導入できるとしている。
会社側のテレビ電話による確認画面。測定値とドライバーの様子が表示される
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