買い替え・買い足しの購入検討先はauがトップ――インフォプラント

» 2006年09月14日 23時40分 公開
[ITmedia]
photo 携帯電話の買い換え、買い足しについての意識

 インフォプラントが提供する生活者情報マーケティングデータサービス「C-NEWS」は9月14日、「ケータイ買い替え」に関する調査結果を発表した。調査は8月30日と31日の両日、中学生を除く15歳以上のインターネットユーザーを対象に行われたもので、有効回答数は1500人。

 これまでに利用したことのある携帯電話・PHSに関する質問では、「NTTドコモ(携帯電話)」が4割強と最多。以下、3割強の「au」、2割の「ボーダフォン」、約3%の「ウィルコム」となった。利用しているメーカーは「シャープ(SH)」が2割強でトップとなり、「パナソニック(P)」「NEC(N)」「東芝(T)」が各1割強で続いている。

 「現在利用している携帯電話・PHSを購入したときに重視したことは何か?」という質問に対しては、5割半ばが「本体価格」、5割強が「本体のデザイン・カラー」と回答しており、「電話会社」「カメラ機能」と回答したユーザーは、それぞれ3割強だった。年代別では、10代20代が「本体のデザイン・カラー」を最重要視する傾向が強く、10代では2割前後が「音楽機能」「ウェブ機能」に重きを置くと回答した。

photo 番号ポータビリティ導入後に変更したいキャリア

 携帯電話・PHSの買い替え・買い足しの予定については、「電話会社を変更して買い替える」が1割弱、「買い足す」が約2%だった。これらの回答者に、携帯電話・PHSの購入を検討している電話会社を聞くと、4割弱で「au」という回答がトップとなり、以下「NTTドコモ」が3割、「ボーダフォン/ソフトバンク」が1割半ば、「ウィルコム」が1割強と続いている。

 「番号ポータビリティ制度」については、制度の内容や導入時期を「詳しく知っている」ユーザーの割合は2割強だった。「何となく知っている」層は5割半ばとなっており、開始を目前に控え、生活者の関心が高まっていることがうかがえる。また、「番号ポータビリティ制度が導入されたら、別の携帯電話会社に変更したいか?」という質問には、1割半ばが「変更したい」と回答。そのうち、「au」に変更したい人が4割、「NTTドコモ」「ボーダフォン/ソフトバンク」がそれぞれ2割弱と、「au」が他社を引き離す結果となった。

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