カメラで撮ると、商品サイトに自動でアクセス──NTTアイティの「MagicFinder」

» 2006年10月04日 23時23分 公開
[ITmedia]

 NTTアイティは10月10日から、商品や写真などをカメラ付き携帯電話で撮影するだけで、自動的に関連サイトに接続する携帯向けシステム「MagicFinder」の販売を開始する。

 あらかじめ登録された商品などの立体物をカメラ付き携帯電話で撮影し、画像を送信すると、撮影画像の特徴からMagicFinderサーバ上の立体物と照合して商品を特定。その商品のサイトやキャンペーンサイトのURLを端末側に返す。端末側では送られたURLに自動でアクセスする処理が行われるため、ユーザーは気になる商品を撮影するだけで情報を得られる。NTTアイティはこのシステムのメリットについて、QRコードのように撮影対象を事前に加工する必要がなく、既存のさまざまな商品に利用できることだと説明している。

Photo 「MagicFinder」システムの利用イメージ

 同システムの最小構成は、ドコモ用携帯アプリと撮影した画像を認識して接続先のURLを指定するMagicFinderサーバプログラムの組み合わせとなり、提供価格はシステムごとに500万円から。

 なお販売開始にさきがけ、10月8日に新木場のスタジオコーストで開催される雑誌KERA主催のイベント「Individual Fashion Expo. II」で、同システムのデモンストレーションを実施する。クロスワールドコネクションズの協力により、Blythe人形のキャンペーンに同システムが提供され、MagicFinderを体験することが可能だ。

 イベントでははFOMA 700i・900iシリーズ限定の専用iアプリを提供。ダウンロード期間は10月8日から10月13日までで、 http://obje2.csquash.jp/movie-get/appli-dl/get.html からダウンロードできる。

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