リビング＋：Weekly Top10

2003/11/10 22:20:00 更新

Living Plus Weekly Top10
「IP電話のシェア」はどうなっている？

ADSL業界での各事業者のシェアは、しばしば調査結果が発表されている。では、IP電話業界のシェアは？　一体、どの事業者が多くのユーザーを集めているのだろうか。

Living Plus Weekly Top10 11月2日〜11月8日
1位	PDAをカーナビに変身させる開発キット
2位	ドメインの新常識はケータイが作る？
3位	最終回：いろいろご迷惑をおかけしました！
4位	電子ブック端末は薄く、軽く〜東芝
5位	ADSLユーザーの半数以上「回線変えたい」〜gooリサーチ
6位	気になるFTTH市場の“寡占”
7位	IP電話の運営、こんな「改善すべき例」も
8位	「P2P型」インターネットラジオ端末が登場
9位	BBbeat、“井上和香効果”でアクセスが3倍に
10位	上戸彩プロデューサーが放つ「ネットワークカラオケランキング」とは

　先週のトップは、PDAをカーナビに変身させる開発キットの記事。デベロッパー向けのSDKとはいえ、注目度は高かったようだ。

　やや気になるのは、5位に入った「gooリサーチ」の調査結果。金曜日に掲載されたにも関わらず、比較的高順位にランクインしている。このところ、こうした“調査系”の記事がページビューを集める傾向がある。

　ところで、gooリサーチはこの中で“IP電話事業者のシェア”も公開している。記事では、BBPhoneが78.2％を占めトップであることが言及されているが、より詳細なデータを見てみよう。

（クリックで拡大）

　これを見ると、2位以下にはやはり大手ISPの名前が挙がる。しかし、BBPhoneとの差は歴然。しかも、前回の調査時と比べて、その差が開いていることが分かる。

　もちろんこれは、4517人という限られたサンプリングでの結果。実態は、もう少し異なる可能性もある。とはいえ、ここはやはりほかのISPに、一層の努力を期待したいところだ。

[杉浦正武，ITmedia]

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