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» 2015年12月02日 07時35分 UPDATE

データからみるお買い物リアル:11月11日は「ポッキー&プリッツの日」、さて売れ行きは? (2/2)

[ひな(マーケティングアプリケーションズ),ITmedia]
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旧知の間柄ともいえるポッキー・プリッツ

 次に年代別の購入者数の推移を見ていきましょう。

 年代別にみていくと、特に20〜40代の購入者数が11月11日に増えています。50〜60代も増えていますが、20〜40代の増え方に比べると緩やかです。

 このように他の年代に比べ20〜40代の上昇率が高くなった背景には、11月11日への親しみが関係しているのではないでしょうか。20代の場合、毎年行われている若年層を狙ったキャンペーンが、大学生の生活やカルチャーになじみやすいのかもしれません。30代の場合は、キャンペーンとの関連もあるとは思いますが、11月11日が「ポッキー&プリッツの日」として記念日に認定されたのは1999年だったということに関係があるではないでしょうか。

 認定された年から逆算していくと、30代は自身が中高生のころからポッキーのCMに親しんできた世代といえるでしょう。あくまで推測ですが、多感な10代の時期をポッキーやプリッツと一緒に過ごしてきた世代ともいうことができ、彼らにとっては単なるスティック状菓子ではなく、友だちであり兄弟ともいえる存在なのかもしれません。

 ポッキーが発売されたのは1966年、プリッツが発売されたのは1963年。発売年を考えれば、多くの40代は物心がついたときに、ポッキー/プリッツを口にしていたのではないでしょうか。そんな旧知の間柄ともいえる商品の記念日となれば、祝福せずにはいられないはず。11月11日に20〜40代の購入者の上昇率が高いのは、そんな熱い友情が背景にあるのかもしれませんね。

 ここまであくまで推測なので、実際には「なんとなく11月11日だから買っておくか」という理由で購入している人が増えているということなのかもしれません。

 さて、今年のキャンペーンは「シェアハピ」。来年の11月11日はどのようなキャンペーンになるのでしょうか? 待ち遠しいですね。

調査概要:

調査対象期間:2015年10月13日〜11月13日

調査対象地域:全国の男女

調査対象:ポッキー、プリッツ、フラン、トッポブランドの商品購入者


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