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年収2000万円超のサラリーマンは確定申告の義務があるトクする申告書の書き方(2/6 ページ)

» 2016年01月19日 06時00分 公開
[日本実業出版社]

損得POINT 2:各種の所得控除と控除額にモレはないか?

 サラリーマンでも年収が2000万円を超えたり、2カ所以上から給与をもらっている場合は、確定申告をしなければなりません。また、年末調整で各種控除を受けそこなった人なども、申告すれば税金が還ってくるので申告したほうがトクになります。

 自分で申告する場合、最も大切なのは、配偶者控除や配偶者特別控除、扶養控除、生命保険料控除、地震保険料控除、社会保険料控除などの各種の所得控除をキチンともれなく差し引くことです。

 扶養控除などの人的控除は、年齢条件などによって控除額が違うものが多いので、記入する際には十分注意してください。

 とくに子どもが満16歳未満であった場合の控除額は要注意。子どもが満16歳未満の場合は扶養控除の適用はなく、満16歳以上19歳未満の場合には38万円、満19歳以上23歳未満の場合には63万円の扶養控除額があります。

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