そして、入社3年目「社長」になれるわけだが、ここでも注意が必要だ。「『社長=ゴール』ではなく、社長職を経験することで、その後の成長に期待しています。つまり、社長はあくまで『通過点』なんです」。社長になれば安泰……という甘い話ではなく、トップとしての在籍期間は1年のみ。後任は、1年下の後輩。後輩の社長在任期間も1年間で、終了後はまた1年下の後輩が……といった感じで、いまのところ毎年のように「新社長」が誕生する予定だ。
社長といえば、強烈なリーダーシップが必要になってくるわけだが、上林さんに理想のリーダー像を聞いた。「上からの指示を待つだけではなく、自ら意志を持ち、行動し、やりきらなければいけません。また、何かを成し遂げたいという意志のもとに、周囲にいる人間を動かしていく。そんな人物でなければいけません」
言葉にすると「難しい。自分には無理」と思われるかもしれないが、一度は社長を経験してみたいもの。我こそはと思う人は、同社の新制度にエントリーしてみてはいかがだろうか。
7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
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大企業の正社員、3割は会社を辞めるCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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