東京都美術館で4月22日から開催していた「若冲展」が、5月24日に閉幕した。18世紀の京都で活躍した画家伊藤若冲の生誕300年を記念した展示で、宮内庁所蔵の「動植綵絵(どうしょくさいえ)」が見られると話題になった。
会期中は連日入場待ちの長蛇の列ができ、最長で4時間越えの待ち時間になることもあった。主催者の発表によると、累計来場者は44万人を超えたという。1日当たりの平均入場者数は約1万4700人。
なお、2015年の美術展入場者数ランキング首位は、東京都美術館で開催された「モネ展」の76万3512人。1日の平均入場者数は約1万人だった。若冲展は入場者数ではモネ展に及ばないが、1日平均入場者数では上回っている。
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