風邪をひいたら――病院と市販薬、どちらが財布に優しいの?マネーの達人(1/2 ページ)

» 2016年06月23日 14時38分 公開
[天海文香マネーの達人]
マネーの達人

 風邪をひいたとき、あなたは病院に行きますか? 高熱が続くなどのよほどの症状が出ているならば病院に行くでしょうし、鼻水が出たり、のどが痛いといった軽い症状ならば、市販薬を買って対処するかと思います。

 さて、病院で受診するのと市販薬を買うのとでは、どちらが財布に優しいのでしょうか? 今回は、病院で診察を受けた場合と市販薬を購入した場合の金額を比べてみました。

病院で受診した場合

 病院で受診すると、初診料がかかります。例えば、発熱が続いている場合は胸のレントゲン検査や血液検査をすすめられます。その場合、各検査料金のほか、処方箋料や薬代がかかります。

 病院によって金額は多少異なりますが、以下は、病院で診察を受けた場合に発生する料金です。薬はだいたい3日から、多くても5日分までしか処方してもらえません。

初診料: 810円

尿検査: 110円

血液検査: 1330円

胸部レントゲン検査: 740円

処方箋料: 204円

薬代: 1000円程度(種類による)

合計:4000〜5000円


 病院の規模にもよりますが、内科や耳鼻科など、受診する科によっても料金は変わります。いざ受診して、医師から「検査が必要」と言われると拒否することは難しいでしょう。とはいえ、「風邪は万病の元」と言いますから、何もしないで放っておくには不安もあります。

(写真と本文は関係ありません)
       1|2 次のページへ

copyright (c) "money no tatsujin" All rights reserved.