日本民営鉄道協会と鉄道事業者などの計33社局は7月4日、昨年度に発生した駅係員や乗務員などの鉄道係員に対する暴力行為の件数が792件(前年比8件減)だったと発表した。
曜日別に見ると、土曜日(136件)が最も多く、次に多かったのが金曜日(131件)と、週末に増加する傾向が見られた。月別では12月(88件)が最も多かった。
発生件数が深夜の時間帯に偏っており、加害者の62.5%(495件)が酒気を帯びていることから「飲酒を伴った場合、暴力行為に発展しやすい」と分析しており、「引き続き、暴力行為に対して鉄道業界全体が結束して、毅然(きぜん)とした態度で対応することを強く訴えていく」とした。
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