エアコンつけっぱなしで1カ月生活してみたマネーの達人(2/4 ページ)

» 2016年09月02日 05時30分 公開
[酒井菫マネーの達人]
マネーの達人

湿度が体感温度を上げる

 次に、湿度に注目してみましょう。エアコンの風が届く居室(キッチン、リビング、寝室)の湿度は、天候にも左右されますが、大体50〜60%の間で推移しています。

 一方、空調が効かない脱衣所周辺では狭いということもあってか、体感で「3度くらい温度高いんじゃないの?」と思うほど蒸し暑いですが、居室の温度と比較してみると1度高いだけでした。

 しかし、水回りということもあり、湿度は10%ほど高い数字を示しています。あらためて、湿度が体感温度に大きく影響することを実感しました。

 とはいえ、暑がりの人には設定温度が28度だとつらいかもしれません。そこで、設定温度は28度のまま、プラスアルファで暑さをしのぐ方法を紹介します。

室内の空気はサーキュレーターや扇風機でかき回す

 暖かい空気は上に、つめたい空気は下にたまるので、サーキュレーターや扇風機の角度を調節して空気を循環させると、部屋の温度を均一に保てます。

 エアコンだけで部屋を冷やしたり暖めたりすると、天井付近と床付近とで温度のムラができてしまい、空調効率が悪くなってしまいます。室温を1度下げるには電気の使用量も当然増しますが、扇風機などで空気を循環するほうが電気代を節約できます。

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