国内最大級のゲーム展示会「東京ゲームショウ2016」(9月18日まで、千葉・幕張メッセ)が9月15日に開幕した。VR(仮想現実)やAI(人工知能)専門のコーナーが新設され、多くの人が体験しようと詰めかけている。
20回目となる今年のテーマは「エンターテインメントが変わる。未来が変わる」。37カ国・地域から過去最多となる614の企業と団体が出展した。前半の15〜16日はゲーム業界関係者やプレス向けに、後半の17〜18日は一般公開日として開催する。
“VR元年”と言われ注目を集めVR(仮想現実)は専門コーナーが新設され、110ものVR関連タイトルが集結した。中でも、10月13日に発売される「PlayStation VR」のゲームソフトを体験できるブースには長蛇の列ができるなど、多くの来場者の関心を集めた。
このほか、DMM GAMESブースでは、オンラインゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」とコラボした「DMM GAMES VR×刀剣乱舞-ONLINE-」を、サイバーエージェントブースでは、スマホVRに対応したRPG「オルタナティブガールズ」を、ボルテージブースではVRで“椅子ドン”を体験できるなど、VRコンテンツが盛りだくさんだ。
また、VRコーナーのほか、AIコーナーも新設。日本マイクロソフトブースでは、女子高生AI「りんな」の概要と、今後実装する予定の機能について説明した。
今後は、自分の全身を写した写真を「りんな」に送ると、「カラフル」「爽やか」といった衣服の特徴を教えてくれる“ファッションチェック機能”を追加するほか、合成音声によるラップも歌えるようにするという。
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