飲み物だけではない。他のカテゴリーにおいても、商品の大きさや形状は売り上げに影響する。
先にも述べた通り、カテゴリーによって大きさはある程度決まっているので、平均の大きさより小さ過ぎても大き過ぎてもそのカテゴリーからはみ出てしまうことになる。同じカテゴリーのすぐそばに置いてくれるならまだいいが、コーヒーのペットボトルの例のように全く関係のない場所に置かれてしまう可能性もあるのだ。
そういう事情を知っていたのか、それとも偶然なのかは分からないが、伊藤園の「お〜いお茶」のパッケージはよくできている。
箱の面ごとにパッケージの印刷を変えていて、縦に置いても横に置いても商品の顔がちゃんと見えるようにできているのだ。大きな箱ではないが、棚の広さに余裕があれば横向きで、狭ければ縦に置けばいい。コンビニの「すき間を嫌う」という性質をよく理解している商品だと思う。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング