10月21日午前の株式市場で、任天堂(東証1部)の株価が急落している。一時は2万5025円の安値を付け、午前終値も前日比1480円安(-5.49%)の2万5470円に沈んだ。
前日は次世代ゲーム機発表への期待から急騰。午後11時に「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」の情報が初めて公開されたが、「驚きが少ない」「期待外れだ」との声も上がった。投資家は現時点では、新型に対し厳しい評価を下している。
「Nintendo Switch」はこれまで開発コードネーム「NX」と呼んでいた次世代機で、2017年3月に発売する予定。本体にディスプレイを備え、着脱可能なコントローラーを採用しており、据え置きとしても携帯型としても遊べるのが大きな特徴だ。ソフトのタイトルは正式には発表されていないが、「マリオカート」「ゼルダの伝説」「スカイリム」「スプラトゥーン」などが映像内で確認できる。
17年3月期の第1四半期決算発表では、最終損益が245億円と赤字に転落した任天堂。26日に発表する第2四半期決算に注目が集まっている。
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