あなたはこれまでの「仕事・職業」に満足していますか? 20〜70代の働く男女に聞いたところ「満足している(非常に+やや)」と答えたのは38.9%に対し、「満足していない(あまり+全く)」は32.7%であることが、PGF生命の調査で分かった。
「満足している」と答えた人を年代別でみると、20〜40代は30%台なのに対し、50代は42.4%、60・70代は57.8%となり、50代以降に上昇していく傾向がうかがえた。「さまざまな経験を経て、50歳を過ぎてからようやく自身の仕事や職業に満足できるようになるのかもしれない」(PGF生命)
これまでの「仕事・職業」に満足していますか? (出典:PGF生命)
報酬について満足している人はどのくらいいるのだろうか。「満足している」と答えたのは28.6%に対し、「満足していない」は42.9%。不満を感じている人が多い結果となったが、昨年の調査結果と比べると「満足している」が5ポイント上昇している。
報酬や仕事内容の満足度について(出典:PGF生命)
このほか、職場の人間に「満足」という人は45.3%、「不満」は23.1%。休暇の取りやすさについて「満足」は49.4%、「不満」は21.3%。どちらも半数近くの人が働きやすさに満足していることが分かった。昨年の調査結果と比べると、職場の人間に「満足」している人が5ポイント以上増えている。
インターネットを使った調査で、20〜70代の働く男女2000人が回答した。調査期間は11月11日から13日まで。
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