トヨタ自動車は12月14日、新型スポーツタイプ多目的車(SUV)「C-HR」を発売したと発表した。走行性能とデザインにこだわった新型車を好調なコンパクトSUV市場に投入し、顧客層の拡大を狙う。国内で月6000台の販売を目指す。
2015年末に発売した「プリウス」に続き、新しい開発手法「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)」を導入して開発した。プリウスと共通のプラットフォームを用いている。
走行性能は、「我が意の走り」の実現を目指した。TNGAによる基本性能の高さに加え、レスポンスや操作性、操縦安定性などをより高めた、C-HRならではの運動性能に仕上げたという。
ハイブリッド車の1リットル当たりの燃費性能は、クラストップレベルの最大30.2キロを実現した。1.2リットルターボエンジン車は15.4キロ。
コンパクトSUV市場で重視される傾向が強いデザインについては、「センシュアル スピード‐クロス」をキーワードに、大人の感性に響くデザインを目指した。彫刻的な造形に加え、ダイヤモンドをモチーフにした独創的なスタイルに仕上げた。
衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を全車に標準装備し、安全運転支援の装備も充実させた。
全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店で販売する。価格はガソリンエンジン車が251万6400円(税込)から。ハイブリッド車が264万6000円(同)から。
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