「代行サービス」については、強い拒否感を示す人もいるかもしれません。「大切な先祖の弔いを人任せにするのは心苦しい」という心境は理解できます。
ただ、誰もお参りに来なければお墓は荒れてしまいますし、かといって墓参りのために飛行機や新幹線で毎月帰省するというのも大変です。
弔いに大切なのは、その人を悼み、思い出し、思い出を慈しむことです。「自分はなかなか足を運べない。でもお墓の手入れはしたい」ということならば、こうしたサービスを利用するのも1つの手です。それは決して、親や先祖を大切にしていないということではありません。
現在は、お墓の管理を主導しているお寺もあります。菩提(ぼだい)寺がこのようなケアをしているのであれば、お願いするのもいいでしょう。(鍋谷萌子)
鍋谷萌子
料理好きなアラサーライターです。「おいしいものをできるだけ安く食べたい」が料理をし始めた発端なので、節約料理が特に得意です。安くて美味しいワインの選び方、費用が不透明になりがちな冠婚葬祭の費用などについても詳しく解説。DIYにまつわる話も、実例を基にお話していきます。
保有資格:終活カンセラ―
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