セブン-イレブン、加盟店チャージを1%減額 負担を軽減売上総利益から徴収

» 2017年04月06日 16時23分 公開
[ITmedia]

 セブン&アイ・ホールディングスは4月6日、セブン‐イレブン・ジャパンが加盟店から徴収するチャージを9月1日から1%減額すると発表した。人手不足など環境が厳しくなる中、加盟店の負担を減らし、将来の加盟店拡大を図るのが狙いという。

photo セブン-イレブンの加盟店契約を説明するWebページ

 チャージは店舗の売上総利益に課し、オーナーが土地・建物を用意する契約の場合は43%で、契約から5年経過後、条件により減少するという。

 期間は「当面の間」という。1%の減額で、2018年2月期下期に約80億円の影響を見込んでいる。

 フライヤーなどカウンター商品の什器を洗う業務用食洗機の導入も進めるなど、店舗従業員の効率改善や接客サービスの向上も図っていく。

 同日発表した17年2月期決算によると、セブン-イレブン・ジャパンのチェーン全店売り上げは前期比5.2%増の4兆156億円、うち加盟店売り上げは5.4%増の4兆4090億円。全店の平均日販は前期から1000円増の65万7000円だった。

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