ジャストシステムは5月11日、ECサイトのプレミアム会員サービスの利用状況について発表した。主要なECサイトのうち、プレミアムサービスの利用率が最も高いのは「アマゾンプライム会員(Amazon.co.jp)」だった。
2位以降は「ヤフー・プレミアム会員(Yahoo! ショッピング)」「楽天・プレミアム会員(楽天市場)」「ヨドバシ・プレミアム会員(ヨドバシ.com)」「ZOZOプレミアム・ZOZOプラチナム会員(ZOZOTOWN)」――と続く。
月額課金のプレミアム会員モデルは、安定収益の支えとなるとともに、購入率や購入額が高い優良な顧客を囲い込むことにつながるため、各社はさまざまな特典やキャンペーンで有料会員の獲得を目指している。1位のアマゾンプライム会員は、年会費3900円で当日配送や送料無料のほか、映像コンテンツや音楽を視聴し放題になる特典がついている。
インターネット上で買い物をする際に最も頻繁に利用するデバイスは、6割がPC。スマートフォン利用は3割強だった。ただし、年代別に見るとスマートフォン利用の比率は高まり、10代女性は7割以上が利用している。スマートフォンでのEコマースは約6割がアプリを利用しているという。スマートフォンアプリもまた、ユーザー囲い込み施策として重要視されている。
調査期間は4月28〜30日。16〜69歳の男女1100人を対象に、ネットリサーチを行った。
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