フォルクスワーゲン(VW)グループジャパンは5月25日、コンパクトカー「ゴルフ」(Golf)をマイナーチェンジした新型を発売した。刷新は約4年ぶり。前後バンパーのデザイン変更や、大型ディスプレイによるデジタルメーターの採用などが図られている。249万9000円(税込)から。
FF(フロントエンジンフロント駆動)ベースの定番コンパクトカー。2012年に発売した7代目をマイナーチェンジし、ファンからは「ゴルフ7.5」などと呼ばれている。
デジタルメータークラスター「アクティブインフォディスプレイ」は12.3インチの大型ディスプレイを採用。アウディの「バーチャルコクピット」のように、ナビゲーション画面などをドライバーの好みに応じて表示できる。
ナビゲーションシステムの「ディスカバープロ」では、VW初採用のジェスチャーコントロール機能を搭載し、ディスプレイの前で手を左右に動かすだけで操作が可能になるなど、車内のデジタル装備を充実させている。
運転支援システムとして、渋滞時追従支援システム「トラフィックアシスト」を初設定。ステアリング操作と加速、ブレーキを制御する。プリクラッシュブレーキは歩行者検知に対応した。
エクステリアでは、前後バンパーのデザインを刷新し、新形状のヘッドライトを採用。高性能モデル「ゴルフR」にはVWとして初めて、流れるように光るウインカーを採用した。
「ゴルフGTI」はエンジン最大出力が10PS向上して230PSに、ゴルフRは30PSアップの310PSにパワーアップ。ゴルフRには新開発の湿式7速DSGを採用している。
ステーションワゴン「ヴァリアント」、クロスオーバー「オールトラック」もラインアップする。
価格(税込)はゴルフが249万9000円から、ゴルフGTIが389万9000円から、ゴルフRが549万9000円から、ゴルフ ヴァリアントが293万9000円から、ゴルフ オールトラックが359万9000円。
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