コロプラが運営するインターネット調査サービス「スマートアンサー」は6月1日、スマートフォン向けアプリ「メルカリ」に関する調査結果を発表した。メルカリで「購入も出品もしたことがある」と答えた割合は、男性よりも女性のほうが高く、また若いほど利用率が上がることが分かった。特に高かったのは10代女性で、3人に1人(32.8%)が購入も出品も行っているという。
普及が進んでいるのは女性の10〜20代。「メルカリを利用したことがある」と答えたのは、10代女性では48.3%、20代女性では40.5%だった。男性は全体的に女性よりも利用率が下がるが、10代男性の34.3%がメルカリを利用した経験があった。
メルカリで購入する商品のカテゴリーは、10代女性は「エンタメ・ホビー」が1位。20代以上の女性は「レディース(女性用衣類・小物)」がトップになった。また、30代女性は2位に「ベビー・キッズ」がランクインしており、ライフスタイルの変化に合わせて購入する商品が変わることが分かる。
男性のトップは、10〜20代が「エンタメ・ホビー」、30〜40代が「メンズ(男性用衣類・小物)」、50代以上が「家電・スマホ・カメラ」だった。
メルカリで購入した商品数が10以上ある男性は世代に応じて31.9〜44.0%、女性は38.5〜44.0%だった。その一方で、出品した商品の数が10以上だったのは、男性は49.0〜57.6%、女性は55.5〜71.0%で、特に30代女性が多かった。スマートアンサーは「購入の場合の結果と比較して明らかに高く、出品目的でメルカリを利用する層の多さが見て取れる」と分析している。
出品している商品は、男性は「エンタメ・ホビー」「家電・スマホ・カメラ」「メンズ」が多く、女性は「レディース」「エンタメ・ホビー」「ベビー・キッズ」が上位に並んだ。「購入のランキングと比較すると、需給が一致した結果になっている」という。
調査は5月9〜12日にかけて、2万2000人を対象にインターネットで実施した。
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