マツダは6月1日、「RX-8」の燃料ポンプで不具合が起きる可能性があるとして、2003〜08年に製造した2万9902台のリコールを国土交通省に届け出た。
燃料ポンプのうち、樹脂製パイプ部の耐久性が不足しているため、パイプ内の燃料の圧力と、エンジンや排気管からの熱でパイプが劣化することがあるという。そのまま使用すると劣化が進み、パイプに亀裂が生じ、燃料が漏れて火災に至る恐れがあるという。
これまで11件の不具合が報告されているが、事故はないという。
また04〜05年に見つかったフロントサスペンション部の不具合について、新たな原因が判明したとしてリコールの対象を拡大した。
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