フレッシュネス「スパムバーガー」、売上低迷なら終売へスタッフには人気、生き残れるか

» 2017年08月21日 15時53分 公開
[ITmedia]

 ハンバーガーチェーン「フレッシュネスバーガー」を展開するフレッシュネスは8月21日、バーガー系のレギュラー商品16種類中、売り上げ個数が最も低い「スパムバーガー」(税別380円)の存続を決める企画「スパムバーガー生き残りキャンペーン」を実施すると発表した。

 8月23日〜10月3日にかけて、一部を除く全国の店舗でレギュラー商品の売り上げ個数を計測。スパムバーガーが8位以内に入れば販売を継続するが、9位以下だった場合は販売を終了する。

photo キャンペーンポスター

 スパムバーガーは、米Hormel Foodsが製造するランチョンミート「SPAM」を焼き上げてテリヤキソースをかけ、目玉焼き、千切りキャベツ、トマトと共にゴマバンズでサンドした商品。フレッシュネスの社員やアルバイトからの評価はレギュラー商品の中で最も高いという。

photo スタッフからは支持されている

 同チェーンは2017年12月に25周年を迎えるため、商品ラインアップの見直しを進めている。売り上げが落ち込むスパムバーガーは販売終了に向けて検討を進めていたものの、存続を望むスタッフが多いため、今回のキャンペーンの実施に至ったという。

photo 7月度の売り上げ数と社内ランキング

 キャンペーン期間中は、スパムバーガーの購入者に応募券を配布し、マスコットキャラクター「スパミーくん」の人形などが当たる懸賞を実施し、販売を促進する。

 期間中の売り上げ個数ランキングは、公式Webサイトや公式Twitterなどで随時公表するとしている。

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