スマートフォン決済アプリ「Origami Pay」を展開するOrigamiは、あらかじめ印刷して店頭などに掲示した2次元コード(QRコード)を読み取って決済する「ステッカーQRコード決済」を10月末から開始する。より手軽で低コストにスマートフォン決済を導入できる新方式で、中小規模の事業者の加盟を促す。
ステッカーに印刷された2次元コードを購入者がスマートフォンで読み込み、決済を行う仕組み。従来はiPad上で2次元コードを生成していたが、機材購入コストなどで導入に踏み切れないという声もあったという。新方式のステッカーは何度でも決済に使うことができ、手軽に店頭スマホ決済を提供できるとしている。
2次元コードは加盟店側が支払い時のみ有効化するため、「コードの改ざんなどの不正行為へも対応でき、安心して利用できる」という。また、インターネットに接続できる端末があれば有効化が行えるため、導入コストが低いのが特徴。
2次元コードを使ったスマホ決済は中国で普及している。Origami Payは2016年5月にサービスを開始し、現在はローソン、ワタミグループ、阪急百貨店など約2万店舗が導入している。
「アリペイ」が中国社会に与えたインパクト
現金決済がなくなる日は近い
2020年、中国はITで化ける 世界最大の「IoT大国」に
加速するフィンテック なぜ銀行の既存ビジネスを破壊するのかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング