ホンダ、通期業績予想を上方修正 アジア四輪・二輪好調と円安で四輪販売を上積み

» 2018年02月02日 16時15分 公開
[ロイター]
photo 2月2日、ホンダは、2018年3月期通期の連結業績予想(国際会計基準)を上方修正した。営業利益は従来の7450億円から前期比7.8%減の7750億円に引き上げた。二輪、四輪の販売好調や為替の影響などを反映した。写真はデトロイトで1月撮影(2018年 ロイター/Jonathan Ernst)

[東京 2日 ロイター] - ホンダ<7267.T>は2日、2018年3月期通期の連結業績予想(国際会計基準)を上方修正した。営業利益は従来の7450億円から前期比7.8%減の7750億円に引き上げた。二輪、四輪の販売好調や為替の影響などを反映した。

トムソン・ロイターが算出したアナリスト23人の予測平均値は7977億円となっている。

通期の前提為替レートは1ドル=110円(従来は109円)と円安方向に見直した。

通期売上高は同8.6%増の15兆2000億円(同15兆0500億円)、通期純利益は同62.2%増の1兆円(同5850億円)をそれぞれ見込む。

通期の四輪の世界グループ販売計画は、従来の513万台から522万5000台に上方修正した。アジアを従来の210万台から218万5000台に増やした。日本は69万台、北米は192万台と従来通り維持した。

通期の二輪のグループでのアジア販売計画も従来の1737万5000台から1761万5000台に24万台引き上げた。

同時に発表した17年4―12月期の連結決算(国際会計基準)では、営業利益は前年同期比0.6%増の7067億円だった。

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