この記事は原田由美子氏のブログ「ひといくNow!人材育成の今とこれから」より転載、編集しています。
リーダー対象の研修で、研修の参加目的をお聞きすると「一体感ある職場にしたい」「風通しの良い職場がつくりたい」というご意見が圧倒的。
その上で現状をお聞きすると、
といった、お困りの声が多数上がります。切実ですよね。
私も社内でミーティングをしていると、「かみ合っていないなぁ……」と感じることがあり、「どうしたらベクトルを合わせられるだろうか?」とずっと悩んできました。
そこで、“一体感があって成果を上げている”職場のリーダーから学ぼうと考え、観察し続けていると、次の共通点がありました。
それは、「自分がどうしたいか?」をはっきり持っていること。
取り組まなければならない仕事のテーマがあったとき、
といったことが、はっきり整理されていました。
そのため、メンバー側から
といった、提案や相談がしやすいということが分かってきました。
書き出した内容を見ると、それほど特別なことではない気がします。
しかし、実際に自分の業務に置きかえて考えてみると、あいまいにしかイメージできていなかったり、違う考え方やアイデアが示されるとブレてしまったりすることがありました。それが、メンバーや仕事の関係者から見たときに、分かりにくさや、意見の出しにくさ、動きにくさにつながっていたようです。
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