みずほフィナンシャルグループ(FG)子会社の資産管理サービス信託銀行(TCSB)と、三井住友トラスト・ホールディングスの連結子会社、日本トラスティ・サービス信託銀行(JTSB)は3月28日、経営統合すると発表した。統合は2段階で進め、新会社「JTCホールディングス」(HD)を10月1日付で設立し、2021年をめどにJTC HDがTCSB、JTSBを吸収合併する予定。
新会社JTC HDの資本金は5億円。持ち株比率は、三井住友トラストHDが33.3%、みずほFGが27.0%。
資産管理業務におけるTCSBとJTSBの経営資源とノウハウを結集し、規模のメリットを追求することで安定的で高品質なオペレーションの実現やシステム強化を目指す。
TCSBは信託業務に加え生命保険会社からのアウトソーシングサービスなど幅広い業務領域が特徴で、資産残高は384兆円(17年12月末時点)。JTSBは信託業務を中心に預かり資産残高を拡大し、預かり資産残高は276兆円(17年12月末時点)。
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