ファミリーレストランチェーンを運営するサイゼリヤは4月11日、2018年8月期(17年9月〜18年8月)の通期連結業績を下方修正すると発表した。最終利益は従来予想から22億円減の62億円にとどまる見通しで、前期実績(74億9600万円)から減益となる。
円安や悪天候で食材価格が高騰したことや、生産性が悪化して労務費が増加したこと、ガス代などの支出額が見積もりを上回ったことが響いたという。
修正後の予想売上高は5億円増の1565億円、予想営業利益は29億円減の96億円。継続的な新規出店を進めた影響などで、売上高のみ予想額を引き上げる。
サイゼリヤは近年、メニュー改良やサービスの品質向上によって体質改善に努めており、15年8月期〜17年8月期は増収増益を続けていた。
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