資産運用アプリを開発するトラノテック(東京都港区)は4月12日、楽天キャピタルや東海東京フィナンシャル・ホールディングス、東京電力エナジーパートナーらを引受先とする第三者割当増資で資金調達を実施したと発表した。資金は資産運用システムやサービスの向上に充てる。調達金額は非公表。
トラノテックは、おつりで投資ができるスマートフォンアプリ「トラノコ」を運営。登録したクレジットカードや電子マネーなどで買い物をすると、選択した単位の端数部分にあたる「おつり」が自動的に分散投資される。手軽に少額投資ができる仕組みだ。
3社のほか、コインパーキングを運営するパラカ、証券会社向けバックオフィス業務のだいこう証券ビジネスが出資に応じた。
パラカは、同社のコインパーキング利用者に対して「トラノコ」と連動するサービスの提供を検討しているという。
トラノテックのジャスティン・バロック社長は「各資本提携先と緊密に連携し、さらなる事業開発に向けた活動を推進する」とコメントしている。
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