ディスコが運営する就活情報サイト「キャリタス就活2019」は4月16日、2019年3月卒業予定の大学生を対象に就職したい企業に関する調査の結果を発表した。航空業界や商社に人気が集まった一方で、銀行の人気が急落した。
国内学生に最も人気があったのは、日本航空(JAL)だった。2位に伊藤忠商事、3位に全日本空輸(ANA)――と続いた。訪日外国人の増加による需要増加を見込まれて、航空業界に人気が集まったようだ。
一方で、銀行はランクダウンが目立った。メガバンクのうち、三菱UFJ銀行が唯一トップ10入りを果たしたものの、前年1位だったみずほフィナンシャルグループ(FG)は17位と大幅に順位を落とした。三井住友銀行も14位と、前年の5位からランクダウンした。
日英バイリンガル学生用の就活情報サイト「CFN(Career Forum.Net)」が就活意識調査を行ったところ、海外の大学・大学院で学ぶ日本人留学生には外資系企業が人気だった。
トップは米P&G。次いで三菱商事、3位に米Googleと米Deloitte Touche Tohmatsu――がランクイン。上位10社中8社が外資だった。
外資系企業は海外で培った経験や語学力などを活かせる場として人気が高いようだ。アンケート調査では7割以上の学生が語学力を活用できる職場で働きたいと考えていることが分かった。
「キャリタス就活2019」による調査は2017年12月1日〜2018年3月21日に、「キャリタス就活2019」に登録している大学3年生と修士1年生を対象にインターネット上で実施し、5671人が回答した。
「CFN」による調査は2017年9月1日〜10月31日に、2017年9月〜2019年8月までに海外の大学・大学院を卒業予定の日英バイリンガルの学生を対象にインターネット上で実施し、894人が回答した。
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