メディア

「初音ミク―Project DIVA―」など開発　ディンゴが破産：競争激化

» 2018年05月09日 16時15分公開

　東京商工リサーチによると、ゲーム「初音ミク―Project DIVA―」（PSP向け）などの企画開発を手がけたディンゴ（東京都渋谷区）が4月25日、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は約3億4000万円。

かつてのディンゴのWebサイト＝Internet Archiveより

　1998年に創業し、同タイトルやPC版「ONLINE STRIKER」、スマートフォン向け「オカルトメイデン」などのゲームを開発。だが近年は競争激化から受注不振に陥り、資金繰りが悪化していたという。

　関連会社でゲームソフトの企画開発を手掛けていたクリエイティブネットワークスも、同日に東京地裁から破産開始決定を受けた。

青山ブックセンター六本木店、6月25日に閉店　38年の歴史に幕
青山ブックセンター六本木店が6月25日に閉店する。
ギブソン破たんでオンキヨー、ティアックは「業績に影響なし」
米Gibsonが破産を申し立てたのに対し、Gibson子会社のティアックと、過去に提携していたオンキヨーが「業績への影響はない」などとコメントした。
クールビズの影響でネクタイ需要激減　業者が破産
東京商工リサーチによると、ネクタイやかばんなどの企画販売を主力事業として展開してきた「＆・BLUE」（大阪市）が4月17日、大阪地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は1億2000万円。
Cygamesと任天堂が業務提携　新作RPG「ドラガリアロスト」を共同開発
サイバーエージェント子会社のCygamesと任天堂が業務提携。新作オリジナルゲーム「ドラガリアロスト」を共同で開発・運営する。配信開始は2018年夏予定。
任天堂、「Switch」今期販売目標は2000万台
任天堂の業績を急回復させた「Nintendo Switch」。19年3月期は2000万台の販売を目指す。