5月14日、米ニューヨークシティの6番街にあるヒルトンホテルの近くに、3台のランボルギーニが停まっていた。5月11〜17日は“Blockchain Week New York City”と称される期間で、20以上のビットコインや仮想通貨関連イベントの開催が予定されており、その宣伝のためだったという。
米CNBCが報じた。
だが、ニューヨークの路上に駐車されていた3台のランボルギーニはビットコインや仮想通貨の投資家のものではなく、レンタカーショップから借りてきたものだった。
同日はカンファレンスに参加するため8500人が集まるとみられており、そのイベントと仮想通貨取引所のBitMEXの宣伝のだめだったという。
ランボルギーニを貸し出したレンタカーショップなどを経営するジョン・ヌーリ氏は「この場所にランボルギーニを5時間駐車するために雇われた。ランボルギーニは人々の注目を引き付けるから、企業の宣伝のためにこのようなことはよくやる」と語った。
「仮想通貨の投資家は皆、投資が成功し大金が手に入ったらランボルギーニを買うと言っている」とする一方で、ヌーリ氏自身は仮想通貨でもうけたことはないと付け加えた。
1台20万ドル以上もするランボルギーニは仮想通貨の投資家にとっても富の象徴となっているようだ。
「ハイリスクな投資を通じて一攫千金を狙う若者と当社の顧客が非常に若いという事実には関連性があるだろう」と、伊LamborghiniのCEO(最高経営責任者)であるステファノ・ドメニカリ氏はみる。
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