ファミマが「書店」と合体、滋賀に出店 深夜の“ついで買い”増やす定番商品3000点、書籍5000冊販売

» 2018年06月13日 14時25分 公開
[ITmedia]

 ファミリーマートは6月14日に、書店と一体化した新型店舗を滋賀県彦根市にオープンする。書店・レンタルショップ運営のサンミュージック(滋賀県長浜市)と共同で行う施策で、店名は「ファミリーマート+サンミュージック彦根店」。コンビニの利便性と、異業種他社の専門性を組み合わせて新たな提供価値を生み出す狙いがあるという。

photo 新型店舗の外観

 店内では、食品や雑貨といった約3000種類の定番商品に加え、新刊やベストセラーを中心に、月刊誌、週刊誌、文庫、コミック、実用書――など5000冊を取り扱う。CDやDVDも販売していく。

 24時間営業・年中無休で、売場面積は158平方メートル(約48坪)。複合商業施設内に出店し、隣接するテナントからの流入を図る。書籍・CD・DVD専用のゴンドラ(商品棚)を13台導入し、陳列面も工夫する。11席のイートインスペースも設ける。

photo 店舗の概要

 サンミュージックは、従来の書店の営業時間(午前10時〜翌午前0時)ではリーチできなかった「深夜や早朝に買い物をしたい」「雑貨のついでに本を買いたい」とのニーズを持つ顧客の獲得を図っていく。

photo サンミュージックの公式Webサイト

 両社は今後、同様の店舗を県内に継続出店していくという。

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