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夏のボーナス、使っていいのは何割? 後悔しない「使い道の割合」とはマネーの達人(2/3 ページ)

» 2018年07月20日 05時30分 公開
[青海光マネーの達人]
マネーの達人

ボーナスの使い道の割合は?

 ボーナスの使い道が特に決まっていない場合は、次の割合でお金を分けてみることをおすすめします。

貯蓄:5〜8割

消費:1割

投資:1〜2割

(1)貯蓄:5〜8割

 これといった使い道が決まっていないからといって、「ボーナスをいつもの給与口座に振り込まれたままにしておく」というのは避けたいものです。

 大きな買い物をしなくても、少し気が大きくなって小さなぜいたくを繰り返すことで、お金は着実に減っていってしまいます。ボーナスは、「何に使ったか分からないが、いつの間にかなくなっていた」というのが一番後悔するパターンです。

 使い道が決まっていないなら、早めに定期預金などに回して、日々の生活費とは切り分けてしまいましょう。

 ボーナスシーズンには、多くの銀行で定期預金の金利キャンペーンを実施しているので、うまく活用したいですね。

 貯蓄はボーナス全体の5〜8割を目安にしてみてください。これだけ残しておけば、貯蓄したという安心感も得られますし、未来への備えとしても十分役立ちます。

(2)消費:1割

 貯蓄は大切ですが、それだけではボーナスをもらった実感が薄くなってしまうかもしれません。

 ボーナスの1割を「好きなものに使って良い」ことにすると、満足感が高まります。

 目先の欲しいものややりたいことにお金を使うことで、ストレス発散にもなりますし、働く活力にもつながります。仕事に前向きに取り組むためにも、ボーナスの一部は自分へのご褒美に充てたいところです。

 ただし、消費が過ぎて浪費になってしまうと後悔のもと。全体の1割程度を目安に、使いすぎないように気を付けてくださいね。

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