カプセルトイ「だんごむし」が人気で品薄に メルカリに1匹1500円で出回る「赤」など新色も発売決定(1/2 ページ)

» 2018年09月06日 16時50分 公開
[濱口翔太郎ITmedia]

 バンダイが8月末に発売したガシャポン(カプセルトイ)「だんごむし」が売れている。現在までの販売個数は「非公開」(広報担当者)というが、発売直後から品薄が続き、Twitterなどでは、空になった販売機の写真を添えて「ほしいけれど、売り切れている」と嘆く声が数多く投稿されている。

photo バンダイのカプセルトイ「だんごむし」(=「東京おもちゃショー2018」で撮影)

 だんごむしは、ダンゴムシを1000%スケールで立体化した玩具で、丸くなる体を忠実に再現した点が特徴。包装用のカプセルは使用せず、自販機から丸まった状態で排出される“カプセルレス”のカプセルトイだ。色は白、黒、青の3種類。

ALTALT

 入手が困難になっていることを受け、フリマアプリの「メルカリ」やオークションサービス「ヤフオク!」には、だんごむしが定価の500円(税込、以下同)を大きく上回る価格で取引されている。

 メルカリでの価格は、1個当たり1500〜2000円程度。3色セット(4300円)、16個セット(1万8499円)、20個セット(1万9999円)なども売られている。売約済みのものを含めると、約1400件程度の取引がある。

photo 3色セットは4300円

 メルカリによると、同商品の人気が急騰したため、8月中の検索キーワードの増加率は「ダンゴムシ ガチャガチャ」がトップだったという。

photo メルカリでの検索画面

 ヤフオク!では、1個当たりの即決価格は1100円〜1800円程度。3色セット(即決価格4499円)なども出回っている。メタリックグリーンに塗り直した商品も売られている。

photo ヤフオクで売られている、メタリックグリーンに塗り直した「だんごむし」

 こうした状況を踏まえ、バンダイは「品薄状態が続き、ご迷惑をおかけしております」と謝罪。「現在追加生産を行っており、9月中旬から順次出荷する予定」(同)という。

 需要に対応するため、12月下旬にグレー・赤・オレンジの第2弾を発売することも決まったとしている。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.