日本放送協会(NHK)は9月10日、放送受信料免除基準の一部を変更すると発表した。2019年2月1日から、要件を満たした学生については受信料を全額免除するという。受信料免除対象件数は約21万件、免除額は約23億円に上る見込み。
NHKによる発表=プレスリリースより
親元などから離れて暮らす学生のうち、(1)奨学金受給対象の学生(2)授業料免除対象の学生(3)市町村民税非課税世帯の学生(4)公的扶助受給世帯の学生――など、経済的理由の選考基準がある免除制度の適用を受けている学生などが対象になる。
負担軽減策の基本的な考え方=NHKが発表した「受信料の負担軽減策について」より
NHKの担当者によると「総務省からの認可が無事に下りたため、NHK経営計画(18〜20年度)における負担軽減策に則り、一部学生の受信料免除に対応していく。免除については今後も継続していく方針」だという。
免除申請は12月から受け付けを開始する予定で、詳細は随時NHKのWebサイト上に更新するという。
- 『情熱大陸』に出たい連中、痛くないか?
読者の周囲に「オレ、『情熱大陸』に出たいんだ」という人はいないだろうか。正直に言おう。こういう人は、痛い。ちょっと引いてしまう人たちに、どのように対応すればいいのかというと……。
- マスコミの「感動をありがとう!」が、実はとってもヤバい理由
「感動をありがとう!」の大合唱が日本中に溢れている。『24時間テレビ』で、みやぞんのトライアスロンに心が打たれた人も多いだろう。甲子園で、1人のエースが881球を投げたことに勇気をもらった人もたくさんいるだろう。こうしたムードに対して、筆者の窪田氏は違和感を覚えるという。どういうことかというと……。
- NHK「夏休み子ども科学電話相談」の仕掛人に、舞台裏を聞いてきた
ここ数年、NHKラジオ第1の「夏休み子ども科学相談」が話題になっている。子どもと先生のやりとりはそれほど変わっていないのに、なぜ人気が出ているのか。番組スタッフに、その要因を聞いたところ……。
- 剛力彩芽が叩かれる背景に、日本人の国民性
タレントの剛力彩芽さんが、ネット上で壮絶なリンチにあってしまった。交際宣言したスタートトゥディの前澤友作社長と同じタイミングで、ロシアW杯を観戦した写真をInstagramにあげたところ、批判が殺到したのだ。それにしても、なぜこのような「いじめ」が後を絶たないのか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.