調査リポート
» 2018年09月18日 12時20分 公開

黒いバン・セダンに注意?:7割のドライバーが「あおり運転」された経験アリ 「1000円取られた」など悪質な例も

チューリッヒ保険会社の調査によると、あおり運転をされた経験があるドライバーは7割。1000円を取られた人や、空き瓶を投げつけられた人もいた。あおり運転をされたきっかけは「車線変更」が最も多かった。

[ITmedia]

 近くを走行する車から「あおり運転」をされた経験があるドライバーは70.4%――。チューリッヒ保険会社の調査でこんな事実が分かった。

photo あおり運転が全国で横行している(画像提供:Getty Images)

 その内容は「車体を接近させて、もっと速く走るよう挑発された」(78.5%)がトップ。「幅寄せされた」(21.0%)、「必要のないハイビームをされた」(19.8%)、「しつこくクラクションを鳴らされた」(15.5%)、「前方を走る車に、不必要な急なブレーキをかけられた」(14.3%)と続いた。

 このほか、「オープンルーフから空き瓶を投げつけられ、フロントガラスにひびが入った」「追い越してきた車に前方停止で進路をふさがれた揚げ句、(因縁を付けられて)1000円を払わされた」などのトラブルにあった人もいた。

photo 7割のドライバーがあおり運転をされた経験がある(=チューリッヒ保険会社調べ)

きっかけは「車線変更」が最多

 あおり運転をされたきっかけは「車線変更をした」(17.7%)、「追い越し車線を走り続けた」(15.3%)、「法定速度を守って走っていた」(14.5%)、「スピードが遅かった」(12.1%)、「追い越しをした」(11.3%)などだった。

 あおられた人が乗っていた車は、「軽自動車」(28.8%)、「コンパクトカー・ハッチバック」(22.8%)など小型の車が多かった。カラーは「ホワイト」(26.3%)、「シルバー」(25.8%)など、白系の色が多かった。

 一方、あおってきた車は「セダン」(33.5%)、「バン・トラック」(18.3%)といった大型車で、カラーは「ブラック」(27.8%)が多かった。

対処法は「道を譲った」が最多

 あおられた時の対処方法は「道を譲った」が57.0%で最多。「何もしなかった」(16.6%)、「路肩に停車した」(10.0%)、「ドアや窓を完全にロックして閉めた」(8.8%)、「コンビニやサービスエリアなどの施設に逃げ込んだ」(7.0%)などが挙がった。「警察に通報した」という人は1.8%にとどまった。

photo 警察に通報する人は少数派だと判明(=チューリッヒ保険会社調べ)

 同社は「あおり運転は全国で横行しており、警察の取り締まりには限界がある。あおり運転から身を守るために、後続車が急いでいるようであればすぐに道を譲る、車線変更の際には他の車が死角に入っていないか入念に確認する、というように周囲に気を配った運転を心掛けることが大切だ」と指摘。

 「それでも危険なあおり運転に遭遇してしまったら、警察に通報して冷静に対処するように」と提言している。

 調査は5月22日〜23日にかけて、1週間に1回以上運転している全国のドライバー2230人を対象にインターネット上で実施した。

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