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» 2018年09月28日 13時18分 公開

実力主義で高報酬:「証券業界の年収」ランキング 2位は三菱UFJモルスタ証券 1位は……

証券業界の中で、最も平均年収が高かった企業は? 転職サイト「キャリコネ」などを運営するグローバルウェイの調査によると、2位は三菱UFJモルガン・スタンレー証券(692万円)だった。1位は……

[中澤彩奈,ITmedia]

 証券業界の中で、最も平均年収が高かった企業は? 転職サイト「キャリコネ」などを運営するグローバルウェイの調査によると、1位は野村證券(699万円)だった。2018年4月から非管理職社員を対象に、月収ベースで約3%の賃上げを実施している。

 社員からは「実力がある社員が評価される風土で、満足度も高い」「外資系を除けば(給与は)トップクラス。管理職未満であれば残業は全て認められ、住宅補助なども充実している」など、実力主義に基づいた高報酬に満足する声が寄せられた。

photo 野村證券の公式Webサイト

 2位は三菱UFJモルガン・スタンレー証券(692万円)。大卒総合職の初任給は25万5000円(18年4月実績)。優秀な若手人材を確保するため初任給や給与の改善を行っている。「成果は報酬に反映される体系。総合職と専門性の高い戦略職などでは雇用体系や給与体系が異なる」との意見が出た。

 3位はSMBC日興証券(674万円)。18年に2年目までの社員の給与水準を引き上げた。初任給は全国転勤型で28万7000円。給与には退職前払い給3万7000円が含まれている。「3年くらい営業を頑張れば業務にも慣れてくるので報酬も安定してくる。年収1000万円を超える年次は早い」「住宅手当も厚い。東京で独身だと月10万円、既婚者だと月17万円くらいまでの家賃を上限に、自己負担は25%で済む」と、充実した福利厚生への評価も集まった。

 4位は大和証券(622万円)。18年には全社員の賃上げを実施し、20〜30代前半までの子育て負担のある世代は月収ベースで5%の引き上げとなった。総合職の初任給は25万5000円。「営業成績が良くても、新規開拓での実績が上がらなかったりコンプライアンス上問題があれば評価されない。社長賞では半期に1度の賞与額を上回る報奨金が支給される」といった意見があった。

 5位はみずほ証券(616万円)。18年に初任給を23万円から24万5000円に引き上げた。社宅や独身寮、住宅ローン利子補給金などの福利厚生も充実しているという。「通常の給与に専門職向けの給与が上乗せされる。給与水準は外から見るよりもだいぶ高いと思われる」との声があった。

photo 「証券業界の年収」ランキング(=グローバルウェイ調べ)

 調査は14年4月1日〜18年3月31日にかけて「キャリコネ」に正社員として登録しているユーザーから、給与明細に関する投稿が20件以上寄せられた企業のデータを対象に実施した。

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