台風の爪痕残るJR四ツ谷駅の復旧作業を上から撮った首都圏の路線は混乱

» 2018年10月01日 11時34分 公開
[昆清徳ITmedia]

 9月30日の深夜に台風24号が首都圏を通過した。JR東日本は30日の午後に在来線や新幹線の運行を順次取りやめたが、10月1日の通勤時間帯には大きな混乱が生じた。

 JR東は1日の午前8時43分に、四ツ谷駅での倒木の影響で、東京〜新宿駅間の上下線で中央線快速電車の運転を見合わせていると公式Webサイトで発表した。午前10時2分現在、東京〜新宿駅間の上下線は運転を見合わせており、新宿〜高尾駅間で大幅な遅れと運休が出ているという。

photo 懸命に復旧作業に取り組む

 記者が午前10時過ぎに四ツ谷駅を通りかかった際、駅では懸命の復旧作業が行われていた。四ツ谷駅のホームや線路は、新宿通りから見下ろすことができるため、作業の様子を上から撮影できた。

 線路上の木はすでに撤去されていたが、台風の影響で折れたとみられる木の断面が生々しく露出していた。

photo 台風の影響で折れたとみられる木

 線路内には作業車が2台あり、3人の作業員が線路内の電柱に取り付いて復旧作業をしていた。

 首都圏のJRや私鉄各線の迅速なる復旧が望まれる。

photo 線路内で復旧作業をする様子

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