JT(日本たばこ産業)は10月1日、味や香りを維持したまま、箱内のたばこ本数を従来の20本から19本に減らすことで価格を抑えた新商品を発表した。同日からたばこ税の増税が施行されたことを踏まえた施策で、11月上旬の発売を予定する。
新商品の名称は、ウィンストンブランドの「ウィンストン・コンパクトメンソール・パープル・5・ボックス」「ウィンストン・コンパクトメンソール・パープル・ワン・ボックス」。いずれも19本入りで、価格は410円。
風味に人気のベリーフレーバーを採用しており、「ほどよいメンソール感とほのかな甘みのベリーテイストが楽しめる」という。パッケージには、ベリーをイメージした紫色基調のグラデーションを施すとしている。
また、従来から提供していた「ウィンストン・コンパクト・ブルー・6・ボックス」「ウィンストン・コンパクト・ブルー・3・ボックス」「ウィンストン・コンパクト・ブルー・ワン・ボックス」も、19本入りで410円にリニューアルし、11月上旬に再発売する。
パッケージも「コンパクトメンソール」シリーズと同様、シンプルでモダンなデザインに刷新する予定だ。
新税制では、紙巻きたばこを2018年、20年、21年に1本当たり1円ずつ値上げするほか、加熱式たばこの税率も今後5年間で段階的に引き上げ、紙巻きたばこの7〜8割程度まで高めることが定められている。
今回の増税により、「コンパクト・ブルー」シリーズを除くウィンストンブランドの大半は、20本入りで450円に値上げしている。
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