「1000円超のすごいちゃんぽんを出す」 リンガーハットが明らかにした新業態店長崎料理をメインで提供(2/2 ページ)

» 2018年10月18日 14時41分 公開
[昆清徳ITmedia]
前のページへ 1|2       

新業態店は成功するか?

 大手外食チェーン各社は新しい稼ぎ頭を常に模索しており、新業態開発へのチャレンジを続けている。

 リンガーハットも例外ではなく、18年2月に「EVERY BOWL(エブリボウル)」を東京・広尾にオープンした。自分で選んだ麺、ソース、季節の野菜をワンボウルに盛り付けるスタイルで、「インスタ映え」も意識した女性向けの店舗だった。目標とする初年度の年商は1億3000万円。2020年までに主要都市を中心に20店舗を展開する予定だったが、18年10月に閉店することが決まっている。同社幹部も「(新業態開発)は非常に難しい」と語る。

 八幡専務は説明会で「関東には土佐料理、博多料理、沖縄料理のお店はたくさんあるが、長崎料理の店は少ない。ぜひ成功させたい」と意気込んだ。長崎名物の卓袱料理と1000円超のちゃんぽんは顧客に受け入れられるだろうか。

photo リンガーハットの新業態店「EVERY BOWL(エブリボウル)」で提供されていた料理
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.