ドイツの掃除機機最大手メーカーのKarcher(ケルヒャー)が、世界9カ国を対象に掃除に関する意識調査をしたところ、1週間の掃除時間が最も短い国は日本(1.09時間)だったという。
最も長かったのはロシアで、3.05時間と日本の3倍近く。次いでポーランド(2.40時間)、ブラジル(2.25時間)、中国(2.19時間)、ドイツ(2.17時間)、イギリス(2.15時間)――と続いた。
また、家が清潔であることの重要性について聞いたところ、平均94%が「重要だ」と回答したのに対し、日本は74%と、9カ国中最も低かった。
同社は「欧米とは異なり、日本は土足文化がない。各国によって『清潔さ』の概念が違うのかもしれない」と分析する。
ロボット掃除機の使用率も日本は14%と、平均(17%)を下回った。
日本でのみ家事代行サービスの利用についても調査したところ、90%が「利用したことがない」ことが判明。日本人は外国人と比べて、ロボットや家事代行に頼らず自ら掃除する人が多いようだ。
調査は5月24日〜6月6日にかけて、世界9カ国(米国、英国、中国、ドイツ、日本、フランス、ブラジル、ポーランド、ロシア)の18〜65歳を対象にインターネット上で実施。1000件以上の有効回答を得た。
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