インペリアル社の担当者によると、福岡での先行販売を通して、紙巻たばこと併用する喫煙者が一定数いることが分かったという。現在、都市部を中心に路上や飲食店での喫煙に厳しい目が向けられている。喫煙スペースもどんどん狭まっているので、口が寂しいときに場所を気にせずに吸えるマイブルーを利用していると推察される。
また、マイブルーは紙巻たばこよりは衣服に付着するにおいが少ないので、大事な商談や接待の前に吸うのにも好都合だ。ただし、「吸える場所を気にしなくて済む」「においが服につかない」というのは加熱式たばこにも当てはまる。
マイブルーがどこでも気軽に買えるようになることで、紙巻たばこから乗り換えたり、併用したりするユーザーは一定数出ると思われるが、どの程度普及するかは現時点では未知数だ。
最後に、マイブルーの煙に含まれる有害物質はどの程度なのだろうか。会見場で、インペリアル社の担当者は「有害物質はまったくのゼロではない」「紙巻たばこと比べると明らかに少ない」といった表現をするにとどめた。有害物質について気になるユーザーへの情報開示は今後の課題となるだろう。
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