東京地検特捜部が日産自動車のカルロス・ゴーン会長を金融商品取引法違反容疑で任意同行したと『朝日新聞デジタル』が11月19日報じた。報酬を億円単位で過少申告した疑いがあり、容疑が固まり次第逮捕する方針という。
ゴーン氏は仏Renault(ルノー)から日産に派遣され、1999年に日産のCOO(最高執行責任者)に就任。2001年には社長兼CEO(最高経営責任者)となり、08年に取締役会長を兼任。燃費不正問題を引き起こした三菱自動車の改革に向け、16年には同社の会長にも就いていた。
ゴーン氏を巡っては17年、ルノーCEO職の報酬額が高すぎるとして最大株主のフランス政府が再任を反対。18年には報酬をカットして再任した経緯がある。
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